「マイ会計」会計をもっと身近に。世界は会計でできている[石井友二]

社会人の三種の神器は、会計、IT、英語ですが、このなかで最も重要なのは会計です。会計がいかに日々の生活に入りこんでいるのか、また日々の生活を支援するのか、明らかにしていきます。会計を知り活用すれば人生を謳歌できます。充実した人生を送るための会計についてご紹介していきます。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

後悔しない設備投資の方法

会計監査やコンサルティング、会計業務で多くの企業を見てきた経験から、投資をしてうまくいかなかった企業がどれだけあるのかと驚きます。 投資意思決定を行うとき、本当の意味での投資経済性計算を行っていない結果です。 私も、過去を振り返ると、考え方…

3年間の目標、中期経営計画を立てよう

3年から5年間で何を行うのかを明確にした計画を中期経営計画といいます。通常3年を中期とする計画が多いので、ここでは3年計画を中期経営計画とします。 意識の高い、明確なビジョンと戦略をもつ企業は、中期経営計画を立案しています。 何かを成し遂げ…

資金繰りって、どんなこと?

「資金繰り」はよく使われる言葉です。お金のやりくりの事ですね。 個人では「お金がないんで今月苦しいよ」というときに、企業で経営者は「今月資金繰りが苦しい」というだけのことで、個人の現金があるかないかと、企業で現金があるかないかは同じです。 …

事業計画と不思議の国のアリスが犯した罪

不思議の国のアリスをご存知ですか? ブロンドヘアーの少女が白うさぎを必死で追いかけているうちに、トンネルに入り、そして穴に落ちてしまいました。そのあと、身体を小さくしたアリスは見たこともない世界のなかに入っていき、不思議な出来事に出会います…

100均の不思議

このブログは、会計をもっと身近に、世界は会計でできているというタイトルです。今までいくつか記事を書いてきましたが、ちょっと振り返りをしたいと思います。 「世の中の経済活動は、すべて会計により動いている。しかし、大方はその仕組みをよく知らない…

知っておくとハナタカ。企業評価のポイント

今日は、財務分析のなかで企業を評価するときに使われるフリーキャッシュフロー(FCF=Free Cash Flow)と、イビットダ―(実務ではイビッダーといっています。EBITDA=Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization)について説明します…

損益分岐点分析で、未来を切り拓く

損益分岐点分析(CVP分析=Cost、Volume、Profit)という手法があります。自社の事業において、損も利益もでない売上高(利益0の売上高)BEP(break even point)はいくらかを算出します。 結果、実際の売上高と比較し、実際の売上高>BEPであれば、どれく…

財務分析で自社を知り、前進しよう!

財務分析は、貸借対照表や損益計算書の各勘定科目や項目を活用し、安全性、収益性や生産性、成長性を分析し、それらを作成している企業の状況を把握する方法です。 業界のなかでの位置づけや、競合他社との比較を行うことで、どこが強くどこに弱みがあるか、…

予算実績管理で、目指すところに上がる

予算実績管理は、予算すなわち収入や支出の計画と実績を比較し、その差額を分析すること。そして差額をなくす解決策を考え(これが難しく、予実をうまく行う肝になりますが)、行動を修正することで、常に予算に近づき、予算達成を行うことを目的として行わ…

月次決算を蔑ろにすると、大変なことになりますよ

月次決算は、経営上有用な情報を提供するために、毎月行われる月単位の経営成績や財政状態を明らかにするために行われる決算のことです。管理会計の領域にあります。 まず、日々の会計処理により、毎月試算表が作成されます。 今日は書籍を購入したので図書…